2015.12.01 Tuesday 13:23

ピリピリ periperi

馬喰町ART+EATのランチのレシピを作っている料理研究家・小川美穂が綴る「世界の食をめぐる」楽しいエッセー。
実際に滞在したアフリカや中近東の国々のおいしい家庭料理の作り方や、「食」をキーワードにして観たそれぞれのお国柄、興味深いエピソードが満載です。
これまでのバックナンバーをご紹介します。
 

「ピリピリ」
我が家の食卓に欠かせない調味料の中にピリピリがあります。 

ピリピリはモザンビークのチリソースで、言葉の由来はスワヒリ語で唐辛子。 

その響きが日本語でも伝わってくるように超激辛チリソースです。 

モザンビークではこのチリソースを色々な料理にかけていただきます。
たとえはバナナの葉でくるみ蒸した白身魚や海老、串焼きにした鶏などなんにでもかけていただきます。 

私は以前にモザンビークの大使夫人のランチにご招待され、その時このピリピリと初めて出会いました。一口頂いて衝撃を受け、fall in love!! 

あまりにも私が美味しそうに食べるので、そんなに気に入ったのならと大使夫人が作り方を公邸のキッチンで教えてくれることになりました。 

私はその日のうちに材料を買い込み、早速、忘れないうちに自宅で作ってみました。 

激辛のファンの家族も大絶賛なのは言うまでもなく、それ以来、ピリピリは我が家の食卓に欠かしたことがありません。 

我が家では、鍋物、ラーメン、焼きそば、カレー、パスタ、ピザ、麻婆豆腐、ありとあらゆる料理にかけて頂きます。ピリピリはまさしく魔法の調味料です。ピリピリをほんの少しかけるだけでどんなお料理も驚くほど美味しくなります。 

私の友人パウロは、アンゴラ系アメリカ人です。彼にピリピリの話をしたらアンゴラにも同じようなチリソースがあると言い、そのソースを自ら作ってくれました。 

ピリピリより複雑な味のチリソースでした。 

たまねぎ、トマト、ピーマンも入った、さわやかな風味でメキシコのサルサにも似た感じのチリソースでした。
 


(左がモザンビークのピリピリ、右がアンゴラのチリソース)
 

アンゴラのチリソースも、食べ方はピリピリと同じで食卓において気に入ったようにお料理にかけて頂いたり、チキンやお魚料理の下味としても使うそうです。 

モザンビークとアンゴラどちらもアフリカ大陸の同じ緯度にあり、東海岸側のモザンビーク、西海岸側のアンゴラと対称の位置にあります。どちらもかってのポルトガルの植民地。 

私たち日本人にとってはどちらも区別がつき難い遠いアフリカの国ですが、それぞれ、独自の文化を持った国だと言うことをこのチリソースが物語っているようです。 

私はそれぞれの国に心から敬意を表したいと思いました。

(写真と文 小川美穂)

馬喰町ART+EATで「ピリピリ」を販売しています。
お食事をオーダーしていただくと、一緒にピリピリもお持ちしています。
ぜひ、お試し下さいませ。




馬喰町ART+EATオンラインショップでも取り扱っております。
2個からご注文いただけます。(クール便となります。)

《ご注文ページはこちら》


また、定期的にピリピリ教室を開催しております。
ブログでもお知らせいたします。

何にでも合う(納豆にも!)ピリピリをぜひ一度お試し下さいね!


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