2014.04.24 Thursday 15:14

糸と針の手しごと展

人類の生活は、古代から糸と針と、ともにありました。

古代遺跡からは動物の骨で作った針が発見されています。

トナカイのアキレス腱を糸に、骨で針を作り、動物の毛皮を縫い合わせて厳しい寒さから身を守ったのです。

衣食住を基盤とする人の生活に、綿花を育て糸を紡ぎ、布を織り糸と針で身に纏うかたちにする、という過程を欠くことはできません。

糸と針が生み出す手しごとは、人間の基本とも言えるのではないでしょうか。



そんな物語に思いを馳せた作家たちの展覧会、『糸と針の手しごと展』を開催中です。





『糸と針の手しごと展』

2014.4.22(火)〜5.2(金)



参加作家は、

早川ユミ/ソウマノリコ/羊雲(松野きぬ子)

at3393/大川千陽/若井美奈子/益久染織研究所



以上総勢7組。

それぞれの持ち味が光る糸と針の手しごとが揃いました。





◎早川ユミ

アートイートでお馴染みのユミさん。



カバンをはじめ、定番のもんぺにワンピースにエプロンと、たくさんの作品が入りました。





一押しのワンピース。インドネシアの布!

こんなワンピース、ユミさんにしか作れない!





◎ソウマノリコ

今年2月に開催した手紡ぎ手織り手編み展にも参加したソウマさん。

前回とても人気だった羊毛から手紡ぎで紡いだ毛糸、今回も用意してれました。



手紡ぎの毛糸で織ったカバン。フリンジがかわいい!





こちらは益久染織研究所の糸で織ったストール。

織りの目は思わず息を止めてしまうほどに美しいです。





◎羊雲(松野きぬ子)

ソウマさんと同様、2月の展示に引き続いての参加です。

きぬ子さんも益久さんの糸を使って編んだベレー帽を編んでくれました。



春らしい色合いがきれい。





下の方に写るのはかわいらしい一輪挿し。壁に掛けられます。

そういえばもうすぐ母の日ですね、プレゼントにいかがでしょう?





◎at3393



インドで古くから行われてきた染色法で染められた布たち。

すべて植物からの色素で、金属を利用して色を変化させたり、泥で防染したりしているそうです。

テキスタイルも様々。大判で使いやすそう。





◎大川千陽



丁寧に丁寧に織られた生地。大川さんの人柄が窺い知れます。

ipadがぴったり入るこのバッグ、夏にシンンプルなワンピースに持ったら絶対にかわいいです。





◎若井美奈子

協力な助っ人として急遽加わった若井さん。



吉祥寺の糸屋・アナンダで扱う布を使ったカバン。

細部まで丁寧なしごとが施されておりぐっときます。





◎益久染織研究所

奈良の法隆寺に本社を構える益久さん。



色とりどりの糸は全てオーガニックコットンを手で紡いだもの。

さらにその綿花は過去100年間、一切の無農薬を貫いてきた農場で育てられたというから驚きです!

絶妙な色の差異が楽しい糸たちは、手紡ぎ独特のやわらかい表情。

ぜひ手に取ってご覧頂きたい一品です。





いかがでしょうか?

季節が移り変わる今日この頃、新たな装いを揃えるのにぴったりです。





また、なんの因果か時を同じくしてこんな本が出版されました。



『糸と針BOOKS』 文化出版局



縫う、指す、接ぐ、繍るといった手仕事によって無限に生まれた表現を、様々な角度からめぐっています。

この会期中のみの取り扱いとなりますので、あわせてご覧ください。





最後に、第3回馬喰町ART+EATて仕事塾のご案内を。



前回に引き続きソウマノリコさんを講師に迎え、今回は織りを行います。

知恵を働かせれば何だってできる!

身近な道具を駆使して、小さなドイリーを作ります。



開催は今週末の、4/26(土)

まだご予約も受け付けておりますので、気になる方はお早めに。

▶詳細はこちらから。



皆さま、よい春の日を!

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